光センサー 九州でもいち早く、光センサーによる選果機を導入
マルヨ青果では、九州においていち早く、光センサーによる選果機を導入しました。
光センサーとは、果実を傷つけることなく果実の「味」を決定づける糖度や酸度を瞬時に測定することができる機械です。
マルヨ青果では、この機械と大きさや外観(色、傷、着色度)で果実を選別する近赤外線カメラを併用しています。
これまで人の手で行っていた果実の選別をこれらの機械で行うことで、より正確で効率的な選果を行うことができるようになり、高品質の果物をお届けできるようになりました。
HACCP より安全性の高い食材を生産するための取り組み。
HACCP(ハセップ)システムの導入
HACCPとは、Hazard Analysis-Critical Control Pointsの略であり、危害分析重要管理点と訳されています。
従来の日本の食品衛生のための検査が、最終製品をランダムに採って検査していた(いわゆる「抜き取り検査」)のに対し、HACCPは最終製品だけではなく、製造工程全般を管理するものです。原料の入荷から製造・出荷までのすべての工程において、あらかじめ危害を予測し、その危害を防止するための重要管理点を特定して、そのポイントを継続的に監視・記録し、異常が認められたらすぐに対策を取り解決するので、不良製品の出荷を未然に防ぐことができます。
マルヨ青果でもこのシステムを導入し、管理責任者の育成を図ることで食品の衛生管理や安全性の向上に努めています。
HACCPシステムの概要
- 1.HACCPリーダー(研修資格)安心安全の教育
- 2.農薬肥料(生産者)についての知識教育
- 3.栽培管理計画書の作成
- 4.生産者による栽培履歴の記帳
- 5.第三者(販売者)による生産圃場の確認、残留農薬を分析するためのサンプル採取
- 6.(財)雑賀技術研究所へ分析依頼、残留農薬物分析結果の確認
- 7.販売者と生産現場との人と人の情報交換